令和2年度通常総会
令和2年度通常総会を開催しました。
非常事態宣言は解除されたものの、新型コロナウイルス問題の状況下では、通常総会を例年のように屋内会場で行うのではなく、野外での開催としました。
日時:令和2年5月30日10時
場所:山梨県山梨市乙女高原広場
公共交通機関を利用することなく、ご自分の車で参加できる会員に出席を要請し、出席できない会員にはあらかじめ総会資料とその補足説明資料を送って、書面表決していただくことにしました。もちろん委任状を提出していただいた会員もおります。
受付時に非接触式の体温計を使って、参加者全員に発熱異常がないことを確認させてもらいました。
ロッジ内から椅子をお借りして、ロッジ前の広場に適度な間隔をあけて並べ、会場としました。
日本高山植物保護協会(JAFPA)の設立総会は平成元年の5月で、清里の芝生広場で開催しており、
野外での総会はJAFPAらしい開催と言えるかもしれません。
前会長の故白籏史朗氏から岩科司会長に代わっての最初の通常総会ということで、はじめに白籏前
会長を偲んで1分間の黙祷を行いました。
岩科会長の御挨拶の後、例年だとご来賓の方からご挨拶をいただいておりましたが、今回は
メッセージを受け取っており、出席者には配布しましたので、掲載しておきます。
環境省関東地方環境事務所野生生物課長様
山梨県森林環境部次長様
出席された会員もすでに総会資料を確認しており、審議は速やかに進行し、議案はすべて承認してもらいました。
出席された理事の皆さんにより引き続き総会後理事会が開催され、はじめに自己紹介を行いました。その後、会長及び副会長の重任、専務理事の新任についての議案審議を行い、出席できない理事には書面表決を行ってもらっており、議案は承認されました。
一方、理事会と並行して、会員の皆さんは乙女高原下端の湿地にできている谷地坊主の観察に出かけました。
そこでは乙女高原ファンクラブの植原代表世話人が待っていてくれて、谷地坊主のことを興味深く説明してくれました。
植原代表は昨年度のJAFPA通常総会で講演をしていただいており、今回はこの後も草原内の遊歩道を一緒に散策しながら、乙女高原とそこでの乙女高原ファンクラブの活動について教えてもらいました。
草原の上端まで行くと富士山の見える展望地がありました。
理事メンバーも理事会後に谷地坊主を見に行き、広場に戻った頃にちょうど草原を散策したメンバーも戻ってきました。これをもって解散ですが、ちょうど昼時になったので、お弁当を持ってきていた会員は広場で食事をとってからの解散となりました。
常時は休業となっているロッジを、万が一の雨の場合には利用させてもらうことも考えてはいましたが、天気に恵まれ、無事終了することができました。
カッコウや小鳥のさえずりも聞こえる高原で癒しのひと時を過ごした総会となりました。
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