岩科司理事が会長に就任
投稿日時: 2020年01月25日
会長白籏史朗氏の死去に伴い、理事会で岩科司氏が会長に選定され、就任したことをお知らせします。
岩科氏は山梨県出身の植物学者(農学博士)で、現在国立科学博物館筑波実験植物園(つくば植物園)園長、公益社団法人日本植物園協会代表理事(会長)を務めています。
NHKラジオ第1で毎日午後11時5分から放送されている「ラジオ深夜便」という番組の、毎月第3月曜日「深夜便かがく部ふしぎな植物園」というコーナーで、岩科会長が聞き役(アンカー)松井治伸アナウンサーとの掛け合いで15分ほどお話をしています。毎回興味深い植物のお話を続けてこられ4月からは3年目に入ることも決まっているようです。聞き逃した場合でも1週間以内にインターネットで「ラジオ深夜便」にアクセスすれば聞くことができます。
1月20日はコンニャクの話でした。つくば植物園でショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻)という世界最大級の花が18日の土曜日の夜咲いたばかりだということで話題にされたようです。1つの株が1年おきに咲いて今回が5回目の開花で高さは2m32㎝あるそうで、一晩咲いたら翌日には閉じていき花として見れるのはせいぜい3日のようです。コンニャクにまつわる話やザゼンソウ・ミズバショウなどサトイモ科の花の特徴などもわかりやすく興味深いお話内容でした。
筑波実験植物園のホームページには開花した花の写真も掲載されています。
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